朝晩は冷え込んできて秋の深まりを感じさせる今日この頃、
熊本の有明海でも新海苔の準備が着々と進んでおります。
海苔養殖は、各地域の漁業組合が結束して行われています。
今年の採苗開始は、
福岡地区・佐賀地区 10/16日午前6:00以降出港、
熊本地区は、10/16日 荒尾・熊本北部・横島・河内・畠口・網田・三角
松合・岱明
10/25日 滑石・松尾・小島・川口・住吉
10/26日 岱明(高道、大浜地区)・鏡・昭和
10/27日 沖新・海路口
と言う計画です。それからは、自然に左右されることが多く、海水温・栄養塩量等で、味や量が決まってきます。今年も豊作で美味しい海苔が出来ることを願うばかりです。
海苔は採苗(種付け)後、30日~35日で摘採が開始されます。
このまま順調に育苗できれば、
11/20日頃には新のりが摘採されそうです。
一般の家庭には、12月初、中旬には、お届けできそうです。
その他九州以外の地域は、一足早く進んでいるところもあります。
瀬戸内地区、東日本地区も陸上での採苗ですが、8/25日の宮城県をトップに
9月中・下旬までには、採苗・冷凍入庫が完了、一部では海への張り込みも終了し
育苗期に入っています。
宮城県では、葉長が0.1~0.2mm程度、肉眼視できるものもあります。
この時期海苔メーカーは、そういう自然との闘いを見守ることしか出来ません。