
こんにちは。通宝海苔 海洋研究所の田中です。
私事ですが、先日とあるパーティーがあり、トルコ人の知り合いからトルコのお酒を頂きました。
「Yeni Raki」というそうです。
アルコール度数は45度!!!
日本の焼酎や日本酒のような感覚で飲むそうです。
蒸留酒だそうで、飲み心地としてはわりとスッと飲めるのですが、独特の風味があります。

これには「アニスシード」という植物の種のエキスが入っています。
「アニス」というのは写真のような比較的地味目なトルコの(?)花だそうです。
かすみ草に似たような花ですね。
このYeni Rakiのおもしろい所は水や氷でわると白く濁るんです!
正直なところ、香りがなんとなく実験用の薬品を思い出させるので、水で薄めて濁るのをひたすら楽しんだ後、一気に飲みほしました。
なぜ濁るのかというと、元々アニスシードのエキスはアルコールに溶けやすく水に溶けにくい性質があるのですが、このお酒のアルコール成分に溶けているアニスシードのエキスが、水で割ることによってとけきれなくなり、出てきてしまうんです。
これが白く見えるみたいですね。
とにもかくにも貴重な体験をしつつビールと焼き鳥に思いを馳せた一日でした。