こんにちは、通宝海苔社長-塚田です。早速、先週の続きとさせていただきましょう。
創業者の育った天明村は比較的肥沃な農村でした。土地と知恵が不足を補うのです。「夏場になるとスイカがたくさん採れた。こまめな家ではその絞り汁を煮詰めて西瓜糖を作り、小麦粉と練り合わせて焼いたお菓子を作り食べさせてくれた。その家に遊びに行くのが何より嬉しかった。」
今でも天明地区はスイカの名産地であります。真っ赤なホットケーキになるかと思って聞いたら「ヘンなどす黒い焼き団子になるけど甘い事に飢えているから夢中で食べた。」そうです。
我が家では作らなかったのか訊ねたら、「ウチの婆さん(創業者の母)がそんな面倒くさい事するわけ無いじゃないか!」とか。納得です。
それにしても、スイカジュースを煮詰めた西瓜糖を混ぜて焼いたパンケーキ、一度食べてみたいと思うのは私だけではありませんよね。
次回は食べ物以外で当時の楽しみについて。
・・・朝晩、秋らしくなってきましたね。